2023/03/30
長時間のデスクワークや運動不足など、現代人にとって腰痛は身近な悩みの一つです。
腰痛は痛みだけでなく、肩こりや頭痛など、全身に影響を与えることもあります。そんな腰痛の改善には、マイオセラピーという療法が有効です。
マイオセラピーは、筋肉や軟組織にアプローチする手技療法の一種で、主に筋膜や経絡にアプローチし、筋肉や骨格の問題を改善することで、痛みや張りを緩和する効果があります。
まずは、マイオセラピーで腰痛が改善される理由から紹介します。主に２つのツボからアプローチすることが多いです。
・肝経
肝経は、足から腰、背中を通り、頭に至る経絡です。
腰痛改善には、肝経が通るツボにアプローチすることが有効とされています。
例えば、「大敦穴（だいとんけつ）」、「足五里（あしごり）」、「太渓（たいけい）」などが代表的です。
・腎経
腎経は、足裏から足首を通り、内腿、外腿を通り、胸鎖に至る経絡です。
腰痛改善には、腎経に沿ったツボにアプローチすることが有効とされています。
例えば、「委中穴（いちゅうけつ）」、「盲兪（もうゆ）」、「次骨丘（じこっきゅう）」などが代表的です。
これらのツボにアプローチすることにより、筋肉や骨格系にアプローチすることができます。
筋肉や骨格系に慢性的な問題がある場合、血行不良や線維化起こり、神経を圧迫することがあります。そうなると、痛みやしびれを感じるようになります。
マイオセラピーでは、こういった筋肉や骨格の問題にアプローチすることができるため、腰痛の改善に効果的といわれています。また、運動障害やケガの予防・治療にも用いられることが多いです。
しかし、自己判断で間違ったアプローチをしてしまうと、かえって悪化してしまうおそれがあります。安全に効果的なマイオセラピーの受け方については、整体院や専門のクリニックに相談してみることをおすすめします。